いろは書く子をあえなくも   ちりぬる命ぜひもなや・・・・・・                剣と死出の山をこえ   あさき夢見し心地して・・・・・・

2008年6月2日月曜日

肺気腫

 仕事で肺気腫のおじいちゃんに出会った。
最近の体調を聞くと、もう歳だし肺の病気は治ることは
無いからと言った。
タバコが原因なのかを聞くと、若いころから60歳超えるまで
吸っていたからね、と言った。
俺がタバコを吸っていることを伝えると
自分も吸ってきて気持ちがわかるから止めろとは言わないけど
出来ることなら止めなさい、と言った。
肺が苦しくなって、気管を広げる機械を持ったり
酸素吸入器を常に使わなくちゃいけなくなってタバコを止めたが、
今止めれたのに、なぜもっと前に止めなかったのかと思うと言った。
若いころは、自分が好きなものを止めてまで長生きしたいとは思わないとか言って生きてきたけど、不自由な生活しか出来なくなると惨めだし、もうそうなってからじゃ肺の病気は遅いと言った。
 初めて会う俺に、出来ることならタバコは止めなさい、とそのあとも何度も言ってくれた。

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