いろは書く子をあえなくも   ちりぬる命ぜひもなや・・・・・・                剣と死出の山をこえ   あさき夢見し心地して・・・・・・

2007年11月21日水曜日

土方はなぜ戦い続けたのか

 最近の休日は近所の喫茶店でコーヒーとタバコと本で4時間ぐらい過ごすのが習慣になってます。
いま読んでいる本が、秋山香乃という方の『歳三 往きてまた』です。
会社の帰りに本屋でたまたま見つけ即買してしまいました。
なぜ即買してしまったかというと、他の土方歳三の小説には無い”時期”を描いていたからです。
 なんと小説の始まりが「王政復古の大号令」の時期からなのです。新撰組が京を離れ大坂へ下るところからなので、はっきりいって『新撰組』はほぼ崩壊というところから描かれているのです。
 新撰組の鬼の副長のときの土方歳三の話も好きですが、やはり土方歳三は近藤勇が死んでからこそがよりいっそう心に確固たる何かをもって生きたのではないかと思うのです。
そんなことを最近考えていたので、この小説は最後まで読むのがすごく楽しみです。

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