いろは書く子をあえなくも   ちりぬる命ぜひもなや・・・・・・                剣と死出の山をこえ   あさき夢見し心地して・・・・・・

2007年10月17日水曜日

メタボの裏側(内側は脂肪)

2008年4月から保健指導なるものが国の政策としてはじまります。
メタボな人にメタボ脱却への指導を強制するというものです。

いつからか急に騒がれだしたメタボ問題。マスコミで取り上げられ、いつのまにか国がメタボ基準を定め、私たちの間でも「ヤヴァス!最近食べ過ぎてメタボになってきた!ダイエットしなきゃ!」などと会話の中に毎日出てくるほどになってます。
今までは、メタボといえど病気ではないのだから自己で脱却を目指す人や、病気じゃないのに国にそんなこと言われる筋合いはないと気にしない人がいましたが、来年からは違います。会社に属している人は、会社から「メタボなやつは病院へ行って脱却してこい!」と言われます。会社もメタボ指導をしないと国から罰を受けちゃいます。

さて、国が率先して行っているこのメタボ問題とはホントはなんなんでしょう。
もちろんお国が、「国民の健康を祈って!」などというものではありませんw
それは・・・これからおとずれる高齢化社会のためですね。年金問題・保険料問題・病院のベッド減少問題など、今のままだとさすがにお国もマズイと思ったのでしょう。
そこで思いついたのが、メタボ!
現役世代には、メタボを脱却させてとにかく永く働かせ税金を納めさせたい!また、今メタボを脱却させるために強制的に病院に行かせて保険料を納めさせたい!という一石二鳥な素晴らしいものなんです。
今までは、病気にならなきゃ病院に行かなかった人たちに「病気じゃないけど今のままだと病気になるかもしれないから今すぐ病院へ行け!」と言い、「健康なんだから定年も65から70ぐらいまで伸ばしていいだろ!」と、働かされ続け、税金を納めなくてはならないのです。

お国もほんと頭がいい。メタボといういいものを見つけたものです。
たしかにこれからの高齢化社会は考えなくてはいけないことだし、自分も高齢になるのだから無関係ではないのでいい悪いというのはないのかもしれません。このメタボ搾取で問題のひとつでも解決してくれればそれでいいんですけどね。

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